About Material素材について

肌触りのよさを極めた素材

「SIDE SLOPE」のニットは、世界各地より厳選された素材のみからつくられます。ときには生産されている現場に赴き、ときには糸からデザインすることもあります。定番の素材はそれぞれ、こだわりをもって産地を選んでいます。コットンは主に、エジプトのギザコットンを使用したイタリア紡績糸。カシミヤは、1919年創業のイタリアの老舗紡績メーカーのもの。ウールは、非常に柔らかなイタリア紡績のエクストラファインメリノウールです。素材を選ぶときに、もっとも重要なのはタッチと色、紡績方法です。プロダクトになった状態をイメージしながら、何度も手で触れ、試作を繰り返し、丹念に確認します。心地よいニットとは、デザインで過度に飾り立てるものではありません。素材の本質を引き立てたいという想いから生み出すものだと考えています。

カシミヤCashmere

カシミヤCashmere

カシミヤヤギから採取した獣毛素材。寒暖差の激しい環境に生きるカシミヤヤギの毛の繊維は細く、長いのが特徴。しかも軽くてあたたかく、上品な光沢があり、肌触りも抜群。内側の柔らかな毛のみを使用するため、プルオーバー1着をつくるのに4頭分の毛が必要になるほど貴重な素材です。サイドスロープではイタリアの老舗紡績メーカー、ビアッジョーリ社の糸を主に使用。内モンゴル産の最高品質の繊維を用い、ヨーロッパ屈指の優れた感性による発色のよさとカラーバリエーションの豊富さが魅力です。

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ヤクYak

ヤクYak

標高3,000メートル以上の草原や岩場といった寒冷地に生息するヤクの毛。スポンジのように弾力があり、しっとりと柔らかで、保温性と防水性にも優れています。弾力があるためシワになりにくく、摩擦にも強く毛玉になりにくいため、カシミヤ以上の保温性がありながら、カシミヤよりも長持ちすると言われることも。ウールにありがちなチクチクした感じもないので、獣毛混ニットが苦手な方にもおすすめです。

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シルクSilk

シルクSilk

蚕(カイコ)の繭からつくられる、上品な風合いをもつ天然繊維。繊維が細く、真珠のように美しい光沢があり、軽くてなめらかな肌触り。保温性、保湿性に優れるうえ、静電気も起こりにくいという特徴があります。さらに吸湿性にも優れているため、汗などの余分な水分を放湿してくれるため、サラッとした着心地のよさも魅力。冬はあたたかく、夏は紫外線をカットしてくれて、爽やかに過ごせます。

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エクストラファインメリノウールExtra Fine Merino wool

エクストラファインメリノウールExtra Fine Merino wool

ウールのなかでも最高級とされるメリノ種の羊から採れる羊毛素材。メリノウールのなかでも特に繊維が細いものはエクストラファインメリノウールと呼ばれ、高級ニットウェアやスーツ、ドレスなどに使用されています。ソフトでしなやかな肌触りと、美しい光沢が特徴的。繊維のクリンプ(縮れ)が空気を含み、毛が絡み合っているため、保温効果が高く伸縮性もあります。雨や泥などの水溶性の汚れを弾く撥水性がありながら、適度な吸湿性があるため、汗をかいても湿らずに爽やかさをキープ。さらに、保温性、速乾性、弾力性、防臭効果を備え、一年を通して使用される素材です。

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エジプトギザコットンEgypt Giza cotton

エジプトギザコットンEgypt Giza cotton

エジプトの地名、ギザを冠する超長綿の一種。栽培が難しく、生産量が少ないため非常に希少とされています。原綿はすべて丁寧に手摘みされているので不純物はほとんどありません。サイドスロープでは、イタリア染めならではのクリアな色感の繊維長38〜40mmのギザコットンを使用。超長綿(35mmを超えるコットン)のなかでも、繊維が長ければ長いほど高級とされます。

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スーピマコットンSuperior pima Cotton

スーピマコットンSuperior pima Cotton

繊維の長い超長繊維綿花からつくられた糸。生産量が少なく、希少な素材です。コットンは繊維長が長いものほど高級とされ、最高級のアメリカ産がピマコットンであり、スーピマとはSuperior pima(高級ピマ)の略称。繊維が細くて長く、しかも長さが均一で、耐久性に優れています。吸湿性が高く、シルクのような美しい光沢感があり、カシミヤに引けをとらないしなやかな風合いを誇ります。

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超長綿Ultra-long cotton

超長綿Ultra-long cotton

コットンのなかでも繊維長が35mmを超えるものを指します。毛足が長いため、細くしなやかな糸を紡ぐことが可能。また、細いながらも強度を備えた糸に紡績できるので、洗濯をしても痩せたり毛羽立ったりしにくいのが特徴です。コットンは毛足が長いほど高級とされており、最高級のものになるとシルクに近い肌触りと光沢があります。

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リネン・ラミーLinen/ramie

リネン・ラミーLinen/ramie

どちらも麻繊維の一種であり、アマ科がリネン、イラクサ科をラミーと呼びます。同じ天然素材である綿よりも吸水能力が高いうえ、放熱性にも優れているので、夏に涼しく過ごせる素材の代表格です。ナチュラルな捻れや筋があり、凸凹に飛んだ独特の表情をもつ素材。シワ感をデザインとして組み込むこともあります。使うほどに柔らかくなるので、どんどん肌に馴染んできます。

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綿ギマCotton Gima

綿ギマCotton Gima

擬麻加工によりハリとコシを与え、麻のような質感に仕上げた綿。麻のさらりとした風合いと、毛羽の少ない綿のそれぞれの長所を活かしています。シャープでやや硬めな手触りが特徴で、麻のような涼感があり、着ても涼しい見た目も涼しい夏のニットに最適な素材です。

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草木染めPlant dyeing

草木染めPlant dyeing

植物の花や葉、実、茎によって染めた素材でナチュラルな色合いが特徴です。サイドスロープでは、イタリアの紡績メーカーのカリアッジ社によって厳しく品質管理され、汗や洗濯などに対する耐久性などの基準をクリアしたものを使用しています。

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オゾン防縮Ozone shrink

オゾン防縮Ozone shrink

ウールの防縮加工のひとつ。従来の加工方法では羊毛繊維表面のスケール(キューティクル)を損傷していましたが、オゾンの力でスケール先端部分を中心に改質し、ウール本来の質を保ちながらも縮みにくい素材に仕上げます。また、従来のように塩素を使用しないため環境にも優しい素材だと言えます。

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マイクロンMicron

マイクロンMicron

繊維の太さを示す数値のこと。数値が小さいほど細くてしなやかです。例えば、人間の髪の毛は70〜80マイクロン、羊の毛は19〜24マイクロン(エクストラファインメリノウールは18.5〜19.5マイクロン)、そしてカシミヤは14〜16マイクロン程度です。サイドスロープで使用しているエクストラファインメリノウールは16.5マイクロンと羊毛の中でも特に細くしなやかな高級素材を使用しています。

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デッドストックヤーンDead stock yarn

デッドストックヤーンDead stock yarn

自社工場でニットを生産する際に、残ったり使われなくなったりした余剰糸(dead stock yarn)。資源の無駄使いはもったいない、羊や綿花に申し訳ない、という想いから再使用を試みたのがサイドスロープを立ち上げるきっかけに。工場内にある糸や編み地の切れ端、機械などからインスピレーションを得て、デザインに活かされることもあります。“残り物”を“宝物”にするエコなワードローブ。現在は「GREEN」ラインとして展開しています。

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混紡糸Blended yarn

混紡糸Blended yarn

各種の繊維を混ぜ合わせ、保湿性や吸湿性、強度、風合いなど、それぞれの特徴をバランスよく活かした素材です。

カシミヤシルク:

保温性に優れるカシミヤと、しなやかで美しい光沢のあるシルク。シルクよりも適度なボリューム感があり、カシミヤよりも柔らかな手触り。品格がただよう光沢感があり、毛玉になりにくいのも長所です。

ウールカシミヤ:

ウールとカシミヤの混紡糸。ウールならではのボリュームがありながら、シルク由来のしっとりとした柔らかな風合いが特徴のです。

ウールシルク:

ウールとシルクの混紡糸。ウールの保温性、吸湿性、復元性と、シルクのしなやかさと光沢、それぞれのよさがバランスよく活かされた素材です。上品な程よい艶感をもちながら、ふっくらとした風合いです。

コットンシルク:

コットンの吸水性と、シルクの吸湿性と保温性がバランスよく活かされた素材。程よい光沢感があり、さらりとしたドライな手触りです。

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意匠糸Fancy yarn

意匠糸(ファンシーヤーン)Fancy yarn

素材や太さ、色などの異なる糸の撚り合わせや、間断的に玉を作ったりループを作ったりと形状が変化に富んだ装飾的な外観を持たせた糸です。

モール糸:

芯糸に毛や絹糸、合繊などを巻きつけた、糸全体に直立した毛羽のある飾り撚糸の一種。シェニール糸と呼ばれることもあります。サイドスロープではカシミヤやシルクなどの高級素材でつくられたモール糸を使用。素材の柔らかさとモール糸の毛羽が相まって独特な風合いを生み出します。

ネップ糸:

ネップとは繊維が絡み合ってできた節(糸のかたまり)のこと。ところどころにネップが現れた糸のことを指しネップ糸と言います。編み地全体にポツポツと節による模様が生じ、素朴でナチュラルな風合いに仕上がります。カラフルなネップは編み地に表情を与えてくれます。

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コード糸Code yarn

コード糸Code yarn

数本の糸を撚り合せたもの。編み地にしたときに網目が際立つのが特徴です。通常の撚糸の編み地よりもハリのある風合いに仕上がります。

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