About Manufacturing process生産背景について

工場とともに生み出す、あらたな価値

「SIDE SLOPE」のニットは主に、技術力において全幅の信頼を寄せる、いくつかの工場でつくられています。日本から技術指導を30年以上も受け、人の手で編み地の密度を調整可能な手横機を使い続ける中国の自社工場。高い人気を誇るパイル編みを開発し、現在も制作を担当する長野県の工場。製品を染めることで、より複雑な柄を表現する京都府と岐阜県の染工場。どの工場とも常に意見を交換し、たとえ古い機械や既存の手法であってもアイデアにより進歩させ、あらたなプロダクトを生み出しています。また、一度開発した技術は決して一度きりでは終わらせません。技術は「SIDE SLOPE」が工場とともにつくりあげた財産です。財産である技術を駆使し、素材や柄、色を変え、時代に合わせて進化し続けています。

中国の自社工場

編み地の密度(度目)を人の手で微妙に調整することができる手横機を使用。絶妙なルーズ感やアームホールの減らし目など、最新の自動機であっても表現できない、手横機ならではのデザインが表現可能です。

京都府・岐阜県の染工場

仕上がりの柄をイメージして、折り紙のように製品を畳んでから染める製品染め。染めによる模様と編みによる模様を巧みに組み合わせて、ここでしか表現できない、より複雑で奥行きのある柄を実現しています。

中国の自社工場

編み地の密度(度目)を人の手で微妙に調整することができる手横機を使用。絶妙なルーズ感やアームホールの減らし目など、最新の自動機であっても表現できない、手横機ならではのデザインが表現可能です。

手横機Teyokoki

手横機Teyokoki

「手動式横編機」という手動で装置を横に動かしニットを編むことのできる機械です。時間と手間がかかるため、日本国内では使われることが少なくなりました。目の並び方や編み地のふくらみなどの風合いといった手作業ならではの温もり感、味をサイドスロープは大切にしています。減らし目によってできるファッションマークなど、手横独特の印をデザインとして採用することも多くあります。

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リンキングLinking

リンキングLinking

ループ同士をかがり縫いする、横編ニット特有の縫製方法。継ぎ目が目立ちにくく、縫い目も生地になじむので上質な仕上がりに。リンキングした編み地は、伸縮性に富み、洗濯しても型ずれしにくいという特性があります。しかも、継ぎ目で柄を合わせることも可能なので高級感のある製品に仕上げることができます。

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引き揃え・撚糸杢Hikisoroe / Twisting heather

引き揃え・撚糸杢Hikisoroe / Twisting heather

1本の糸を挿入する給糸口に2本以上の糸を通して編むことを引き揃えと呼び、2種以上の糸を撚り合せることを撚糸杢と呼びます。いずれも複数の糸が同時に編みこまれるので、配色したり、柄を組んだりしなくても、色が混ざり合った独特の色味が表現できます。

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パイル編みPile knitting

パイル編みPile knitting

編み地表面に糸がループ状に出るように編む手法。厚みがあり、ふんわりと軽やかな仕上がりになります。サイドスロープでは、以前から使用していた編み機にアタッチメントを取り付けることでパイル編みを可能にし、素材や柄を変えながら製品をつくり続けています。また、カシミヤなどの高級素材を用いて、カジュアルさのなかに上質さが感じられる大人のラグジュアリーを提案しています。

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折り紙染めOrigami dyeing

折り紙染めOrigami dyeing

製品を1枚ずつ手作業で折りたたんでから染める、サイドスロープならではの染色技術のこと。折りたたんだ状態で染めるため、どの部分がどのように染まるのか予測しながら作業しなければならず、高度な技術と優れた感性が必要です。糸染めの編み地と組み合わせて、より複雑な色や柄を表現することもあります。

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製品染めProducts dyeing

製品染めProducts dyeing

製品が仕上がってから最後に染める手法。編み地から継ぎ目まで、すべて同じ染料で染めることで微妙な色の差が生じ、独特な表情と風合いが出ます。サイドスロープでは、糸染めの編み地などと組み合わせて、さらに味わい深い色や柄を表現することも。糸に染料が浸透する前に加工をストップするスノー加工や、さまざまな色で横縞に染める段染め、編み地の一部を縛って染料が浸透しないようにして模様を生み出す絞り染めなど、表現に合わせて適した手法を選びます。

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ホールガーメントWhole Garment

ホールガーメントWhole Garment

ニットを立体的に編み上げる、日本独自の製法。ホールガーメントでつくられたニットは、ボディラインに無理なく馴染み、なめらかで美しいシルエットを生み出します。縫い目がないため、ごわつき感やチクチクする不快感もなく、通常のニットよりも軽い着心地です。

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プレーティングPlaiting

プレーティングPlaiting

異なる糸を2本同時に編む技法のこと。表目側と裏目側で現れる糸が異なり、添え糸編みやくるみ編みとも呼ばれます。サイドスロープでは、シルクとコットンをプレーティングし、表目側をシルクにして光沢感を出し、肌に当たる裏目側はコットンにして肌触りとよくするなどの場面で使用。同素材の異色をプレーティングし、パーツによって表と裏を変えることでバイカラーに見せることも可能です。

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ハンドニットHand knit

ハンドニットHand knit

機械編みには出せない、あたたかみや優しさといったニットらしい風合いが表現できる手編み。編み柄も立体的に仕上がります。手作業で1点ずつつくられるため、一つひとつ個性が生じてしまうのも魅力です。

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スムース編みSmooth knit

スムース編みSmooth knit

リブ式の横編機のすべての針を使って編む、総針ゴム編みを応用した編み方。弾力があり、しっかりとした手触りが特徴。編み目が詰まっているので形も崩れにくく、目面も揃います。編み地のなかに空気を含む性能(含気性)が高いので、冬の肌着などに使用されます。サイドスロープではスポーツシーンでも着ていただける「BLUE」ラインで主に採用しています。

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起毛Brushed

起毛Brushed

編み地または糸の表面の繊維の毛羽を出す処理のこと。編み地の厚みが増すと同時に保温性が高まります。柄の輪郭をぼかしたり、色味を柔らかくしたりする効果も。サイドスロープでは、カシミヤをさらに柔らかな風合いに仕上げる目的で100%カシミヤに多く使用しています。

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編みっぱなしLeave knitting

編みっぱなしLeave knitting

編み端にリブなどを用いない始末のこと。編みっぱなしの編み端は自然とロールするため、程よいルーズ感を表現することが可能です。品のある風合いの編み地に施すことで、ちょっとした遊び心をプラスできます。

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